2026年1月に放送がスタートした日テレ水曜ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』の**試写会イベントレポート**をお届けします。
主演の**杉咲花**さんと共演の**成田凌**さんが登壇し、本作の魅力や撮影秘話、役への思いを語った貴重なトークが話題に。ドラマの雰囲気や出演者の思いを、現場の空気そのままにお伝えします。
恋愛の「曖昧さ」や“言葉にしない優しさ”を丁寧に描く作品の魅力とは?杉咲さん・成田さんの言葉を中心にレポートしていきます。
- 『冬のなんかさ、春のなんかね』試写会の様子と登壇者のコメント
- 杉咲花&成田凌が語る役作りと作品への思い
- ドラマの見どころや注目ポイントがわかる内容
試写会の舞台裏:雰囲気と登壇者
2026年1月某日、都内で行われた日本テレビ系ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』の完成披露試写会。
落ち着いたトーンの映像と呼応するように、静かな熱気に包まれたイベント会場には、関係者や報道陣が多数詰めかけました。
観客の期待感も高く、終始あたたかな拍手に包まれていたのが印象的です。
登壇したのは、主演の杉咲花さん、共演の成田凌さん、監督の今泉力哉さんをはじめとした主要スタッフ陣。
まずはキャストが一人ずつ登壇し、それぞれ作品に対する思いや、撮影時の印象深いエピソードを語りました。
中でも杉咲さんと成田さんは、互いの芝居に対する信頼感や共演の楽しさを語る場面が多く、2人の関係性の良さがそのまま作品に滲み出ていることを感じさせました。
司会者とのクロストークでは、作品のテーマである“言葉にしない関係性”に関する興味深いやりとりも展開されました。
成田さんは「説明しすぎないのが、この作品らしさ。余白を大切にしたい」と語り、今泉監督もうなずいていたのが印象的です。
会場全体に広がるやわらかな空気と登壇者の穏やかな語り口が、ドラマの世界観とぴったり重なっていた試写会となりました。
杉咲花が語る“文菜”という役への思い
主演の杉咲花さんが演じるのは、主人公・土田文菜(つちだ・ふみな)。
自身の感情に正直でありながら、誰かを深く思うことに戸惑いを感じる、“等身大の女性”を丁寧に描いたキャラクターです。
試写会では、この文菜という役について杉咲さんがじっくりと言葉を選びながら語る場面が印象的でした。
杉咲さんは「文菜は不器用で、自分の感情すら時にわからなくなる。でも、誰かを想う瞬間の静かな強さがすごく好きだった」と語りました。
セリフの少ないシーンでも、視線や息遣いで心の揺れを伝える演出が多かったとも話し、演技への繊細なアプローチが垣間見えました。
実際に演じながらも「文菜の行動に共感できるところもあれば、正直に戸惑う場面もあった」と、役との距離感についても正直に語る姿が好印象でした。
また、杉咲さんは今泉監督の演出スタイルについて「感情の“間”を信じてくれるから、演じていて安心感があった」とコメント。
そうした信頼関係の中で、“飾らないままに人を愛する姿”を表現できたことに、感謝の気持ちを述べていました。
まさに文菜というキャラクターは、杉咲さん自身の感受性と誠実さが息づく存在としてスクリーンに映し出されています。
成田凌の語る“ゆきお”と共演者との信頼
成田凌さんが演じるのは、杉咲花さん演じる文菜と心を通わせていく青年・佐伯ゆきお。
どこか影を持ちつつも、人との距離感を丁寧に測る、繊細な男性像を成田さんは見事に体現しています。
試写会では、この役柄に対する成田さんの真摯な姿勢が垣間見えるコメントが印象的でした。
成田さんは「ゆきおという人物は、誰かに寄り添いたいと思うけれど、それをどう表現すればいいかわからない不器用さがある」と話します。
台詞に頼らない場面が多かった分、“目の芝居”や“余白”に集中したというエピソードも。
今泉監督との現場でも「演じすぎず、ただそこにいること」を大切にしたと語り、ゆきおという役を生きるように演じた様子が伝わってきました。
また、杉咲花さんとの共演についても、「芝居を超えて信頼できる人と向き合えた」と感謝の言葉を口にしていました。
「セリフを交わさなくても、お互いの存在を感じられる空気が現場にはあった」と話し、2人の関係性が自然な距離感で画面に表れている理由も頷けます。
また、他のキャストとも自由度の高い会話シーンが多く、リアリティのある“日常感”を作れたと振り返っていました。
成田さんの穏やかで誠実な語り口からは、作品に対する深い理解と愛着が感じられました。
その気持ちがゆきおという人物をより魅力的に映しているのは間違いありません。
作品全体への期待と魅力ポイント
『冬のなんかさ、春のなんかね』は、日常のふとした瞬間や感情の揺らぎを丁寧に描く、今泉力哉監督らしい世界観が光る作品です。
試写会では、キャストだけでなく今泉監督やスタッフ陣からも、“この作品ならではの魅力”に対する自信と期待が感じられるコメントが次々に飛び出しました。
とくに恋愛の描き方については、多くの観客が共感するであろう“言葉にならない感情”を主軸に据えている点が印象的です。
今泉監督は「登場人物たちが不器用に誰かを想う姿や、感情を隠すことで愛を表現する様子を描きたかった」と語ります。
表面的な会話の裏にある“本音”や“迷い”が描かれていることで、視聴者自身の体験と重ね合わせやすい作品に仕上がっているのです。
日常の中の些細な一言、何気ない間に込められた想いなど、“気づく人だけが気づけるやさしさ”が随所に散りばめられています。
また、音楽や美術などのディテールも非常に丁寧で、冬から春への季節の移ろいが心情とリンクして描かれる点も大きな見どころのひとつ。
タイトルが示すように、「冬」と「春」の“あいだ”にある曖昧さこそが、本作のテーマだとも言えます。
それぞれの登場人物が、自分の気持ちと向き合いながらも答えを出せずにいる時間は、視聴者にとっても考えるきっかけになるでしょう。
華やかさや刺激的な展開ではなく、“共感”と“静かな感動”を求める方にとって、この作品は確かな余韻を残してくれるはずです。
ドラマ放送・視聴への呼びかけ
試写会の最後には、登壇者から視聴者に向けた心温まるメッセージが届けられました。
杉咲花さんは「このドラマは、派手な出来事は起きません。でもその分、誰かと一緒に静かに過ごす時間の大切さが、ふと胸に響くと思います」とコメント。
視聴者の“日常”に寄り添うような作品であることが、彼女の言葉からも伝わってきました。
成田凌さんも「登場人物の関係性に正解があるわけではないけれど、自分自身の答えを見つけながら観てほしい」と、作品の楽しみ方を丁寧に伝えてくれました。
その語り口は穏やかで誠実で、まさにこのドラマのトーンと一致しているようでした。
さらに今泉監督は「観た人それぞれが、“なんかいいな”と思える作品にしたかった」とまとめ、観客からの温かな拍手が広がりました。
『冬のなんかさ、春のなんかね』は、毎週水曜夜10時〜日本テレビ系にて放送されています。
見逃し配信はTVer、全話視聴はHuluにて配信中。
登場人物の“言葉にならない想い”が、あなた自身の記憶や経験と重なっていくかもしれません。
ぜひ、一度その空気を味わってみてください。
- 『冬のなんかさ、春のなんかね』試写会の様子を詳しくレポート
- 杉咲花が語る“文菜”という繊細な役の魅力
- 成田凌が感じた“ゆきお”との向き合い方
- 今泉監督が描く“余白”のある恋愛ドラマの世界
- 作品が持つ静かな感動と視聴への期待感


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